1.12.2010

文化政策学会のこと

手塚夏子が「試行と交換」というワークショップを横浜の急な坂スタジオでやっていた9・10日、東京・北千住の東京芸術大学で日本文化政策学会の研究大会があって、私は両日とも「若手フォーラム」という企画に参加しました。
一つは私自身が企画代表者で、東大の文化資源学公開講座で今年度取り組んだテーマ「共同財としてのアートを支える経済的仕組み」というもので、もう一つは文部科学省の内村さんが企画したフォーラムにパネリストとして参加させてもらいました。
フォーラムの内容は別に書くとして、この土日に、横浜ではアーティストの生態を観察して、北千住ではアートと社会の関わり方について議論できたことは、私にとってすごく刺激的でした。研究者が政策を語る言語と、芸術家が芸術を語る言語と、市民が生活を語る言語の間には、大きな隔たりがあります。私は隔たりがあっていいと思います。それを、嘘のない通訳をしていく作業が大事なんだと思いました。嘘がないように。

-----------------
sent from W-ZERO3

1 件のコメント:

アカホシトモカ さんのコメント...

嘘がないように。たしかに。まったくだ。

おつかれさまでした。

archive