早池峰神楽の素晴らしさはもちろん、岩手県内や全国各地にある神楽のそれぞれの魅力をたっぷり堪能しましたが、中でも私が感銘を受けたのは、「下北の能舞」という青森県東通村の芸能で、舞も、音楽も、面や衣装も素晴らしかったです。神楽には土着的なものが多いという印象でしたが、下北の能舞は、不思議と洗練された感じを受けました。
早池峰神楽は大償流と岳流の2団体が2日間で2回ずつ登場し、さすがに世界が認める芸能だけのことはあるなぁと思いました。でも、両日の最後に、観客の中から希望者10人ほどを舞台に上げて、獅子頭が観客の頭を咬む仕草を見たときに、国の重要無形文化財であろうと、ユネスコの無形文化財であろうと、そんなことは関係なく、地域の人々の無病息災を祈るために存在しているんだという事実を確認した気がしました。
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sent from W-ZERO3
2 件のコメント:
その通り!
良いなあ・・・いっぱいこっちにいるのに見に行くチャンスだけがない。
fromただいま旅の途中で盛岡のかしわぎより
お。ぎーのさん。お久しぶりです。いま盛岡?それなら早池峰神楽、ぜひ観てほしいなぁ。
ぎーのさんが「その通り!」とコメントしてくれたことで、ぎーのさんがライフワークとしてやっている演劇ワークショップと通じる部分があるなぁと思いました。
ぜひとも、演劇百貨店が手掛けたワークショップが、10年、50年、100年後も継承されて地域に根付いてほしいと思っています。
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