京都橘大学の小暮宣雄先生のブログで「焼畑農業 あるいは、比ゆとしての焼き畑農業」について書いてくださいました。おそらく昨日の私のブログを読んでいただいて、「文化的焼き畑農業」という言葉に違和感を感じてのことと推察します。小暮さんがブログを読んでくれていることが嬉しいのと同時に、そうか、私は「焼畑農業」の実態をよく分からずに比喩として使っていたんだなぁと、少し反省しました。
小暮さんに紹介していただいた、京都精華大学の公開講座のサイトで言うところの、「伝統的な《焼畑循環農法》と非伝統的な《火入れ開墾》」を区別すれば、私は「非伝統的な《火入れ開墾》」を「焼き畑農業」と捉えたわけですね。「伝統的な《焼畑循環農法》」には、その土地において、自然環境に調和した形での持続循環した農作業だから、「文化的焼き畑農業」という言葉で言わんとした文化環境の比喩としては、ズレがありますね。とても勉強になりました。
東京大学大学院農学生命科学研究科の井上真氏による文章をwebサイトで発見しました。「2. 熱帯林が減少するとどのような影響があるのか」「3. どのようなプロセスで熱帯林は減少するのか」という章は、文化環境を考える上で、とても示唆に富んだ話だと思いました。
小暮さん、いかがでしょうか。
1 件のコメント:
はい、ばっちりです。
ありがとうございました。
小暮宣雄
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