4.05.2011

間もなく出ます「これからのアートマネジメント」

共著なんですが、私にとって、販売される書籍の原稿を書いたのは、これが初めてです。
「これからのアートマネジメント〝ソーシャル・シェア〟への道」
中川真+編集部 編/四六判/192頁/定価:1,700円+税/フィルムアート社

書き手がたくさんいますが、私の尊敬する面々ばかりです。私が書かせてもらうのはもったいないくらい。
私は、この本の中の「『場』の力を考える」「文化の多様性を生み出す」というテーマと、Q&Aの「アートは手段なのですか、目的なのですか?」「公共性が高い=わかりやすいということですか?」というお題について、原稿を書きました。
この原稿を書いたときは、ちっとも震災のことを考えてもみなかったのですが、それでも例えば「アートは手段なのですか、目的なのですか?」というテーマに関しては、書いておいてよかったなぁと思う部分もあったりします。
この本の副題が「〝ソーシャル・シェア〟への道」となっています。今になって思えば、アートを〝ソーシャル・シェア〟するものとして捉える、あるいは〝ソーシャル・ウェア〟という考え方のもとにアートを捉える、ということが、もしかしたら、今後の(とくに3.11以降の)大きな潮流かもしれないと思います。

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