12.04.2010

中村ブレイス株式会社に芸術賞を与えたい

昨日、(社)企業メセナ協議会の「メセナフォーラム2010」に参加しました。そこで、今年のメセナ大賞を受賞された中村ブレイス株式会社を初めて知り、社長さんのスピーチを聞いて、かなり感激しました。素晴らしい会社です。
中村社長は、企業の経営者に違いないし、メセナ大賞を受賞した取り組みはメセナに違いないけれども、私は、中村ブレイスが生み出す義肢装具や人工乳房は、とってもクリエイティブで、新しいアート(実際、メディカル・アートと言われている)として評価されていいと思うし、中村社長や社員さんたちも優れたアーティストだとも思うんです。
何よりも、その「作品」を必要としている世界中の人に、確実に人生を変えるほど大きな感動を与えていて、それはもう、通常アートと言われるものがどんなにちっぽけかということを思い知らされるのです。
だから私は、その作品や作家に対して、芸術賞を与えたいくらいだと思いました。
それにしても、改めて企業メセナ協議会の役割は、でかいなぁと改めて思いました。

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