11.30.2010

「文化」という「無形の遺伝子」

実は、さきらジュニアオーケストラには、私と旧知の知り合いが関わっています。小中学校の後輩のIさんは、オーケストラの事務局スタッフ。高校の吹奏楽部の後輩のYくんは、娘さんがオーケストラの団員。同じく高校でYくんと同期のOくんは、オーケストラのトレーナーとして関わっていた。私は教わらなかったけど、高校で音楽の教鞭を執られていたF先生のご主人が、ジュニアオーケストラ・アカデミーの学長をされていた。ということで、このジュニアオーケストラには、直接的、間接的な知り合いが4人もいたことになります。
こうした4人と、同じ場所で、音楽を学んだり楽しんだりしたことがあるというのは、大げさな言い方をすると、音楽を通じて、私と同じ「無形の遺伝子」を持っている、と言っていいような気がするのです。その無形の遺伝子を辿っていくと、およそ200年前のベートーヴェンにも繋がっているんじゃないかと。
その「無形の遺伝子」こそが、文化なんじゃないかと思ったりしました。

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