久しぶりに藤野の話題。8月15〜17日に藤野のお祭り(藤野神社例祭)があります。先週の日曜、お祭りの準備で、各自治会や囃子保存会のメンバーが朝から出動しました。
まず、祭りのメイン会場である駅前や、山車や御輿が練り歩く道を、みんなで掃き清める。駅前には花代(寄付)をいただく方の芳名を掲示するための鉄管を組む。お御輿が通る道に、注連縄を張っていく。個人宅の庭からはみ出た植栽の枝に山車が引っかからないように、枝を切らせてもらう。そんな作業を、午前中、街のみなさんと一緒にやりました。
一緒に作業しながら、時々、お疲れさんです、暑いっすねえ、祭りで雨が降らなきゃいいけどねえ、とか声を掛け合う。私は藤野に引っ越して3年で、囃子保存会に入っているから地域の人と触れ合えるけど、普通に東京に通勤して借家やアパートに暮らしてたら、地域の人たちと触れ合うことなんて、ほとんどないなぁ。
囃子保存会の長老の電気屋のじいさん(たしか80歳を越えてた)は、元気に声を出します。「去年はそんなとこに鉄管立てたっけ?もっと長い鉄管じゃねえとダメだ!ああ、もうちょい右右、いや上だ上だ」なんて現場監督を務めてつつ、時々自分で鉄管を持とうとすると、年下の連中から「いいから手え出すなって、電気屋さんは監督してくれりゃいいんだよ」とたしなめられていました。
祭りというのは、本当によくできた仕組みだなぁと思いました。
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