6.15.2010

公明党と共産党の文化政策

選挙が近づいてきました。今回の選挙で、文化政策がどんな論点を持つのか、関心を持って追いかけたいと思います。
公明党が早い段階から文化政策を打ち出しています。「新たな文化芸術振興ビジョンへの提言」。項目だけピックアップします。
・文化芸術国家予算 1%を目指しての取り組みを
・文化省もしくは文化スポーツ省の設置
・実演芸術の振興策(「劇場法」(仮称)の制定)
・伝統文化の振興
・美術館・博物館の振興(「美術品国家補償法」(仮称)の制定)
・文化・芸術教育の拡充
・文化芸術に関わる人の社会保障(雇用・労災等)の拡充を
・文化芸術に関する寄付税制の拡充・アーツポイントの導入を
・日本型文化芸術ニューディール(芸術家の雇用)の推進を
・地域における振興策・文化芸術振興条例制定の推進を!
次いで、日本共産党からは「文化が豊かに発展する社会をめざします」というビラ(「ビラ」という言葉、あまり目にしないですね)が作成されたようです。こちらも、文化政策に関する項目を見てみましょう。
・助成方式を改善し、持続的な発展を応援します
・専門家の社会保障改善にとりくみます
・文化施設が役割を発揮できるよう支援します
・子どもに豊かな芸術を
・文化の自由と権利を守ります
という感じです。比較して見ると興味深いですね。ところで、その他の党はどうなんでしょうか。文化は仕分けの対象で政策の対象じゃないのかな?

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