内閣が替わったり、失政やスキャンダルがあると、必ずといっていいほど支持率の報道がありますね。
あれ、どうなんでしょうね。
端的に、政治に対する国民のリテラシーを低めていると思うんです。政治が、まるでマーケティングで成立しているかのような考え方のように見えます。「どうすれば支持してもらえるか」だけで政治は動いていいんだろうか。マニフェストが誇大広告になったり、現有権者のマジョリティに受ける政策しか論じられなくなるのは、支持率という見えざる手が要因なんじゃないか。
テレビ放送と視聴率を例にして考えてみると、テレビの視聴率の高い番組は質の高い番組だと言えるのか。視聴率を重視したテレビ業界のあり方そのものが、放送の質を低めたり、国民の情報リテラシーを低めているんじゃないかと思うんですが。
結局、支持率にしても視聴率にしても、広告代理店を儲けさせる仕組みのようにしか見えないんですよ、私には。
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