昨日、息子が通う「のびるっこ保育園」の卒園式がありました。息子の1年センパイが8人卒園しました。本当におめでとうございます。
保育園の行事は、いつも本当に楽しくて、感動することがいっぱいあります。その中でも、卒園式はもっとも感動的なもの。卒園証書の授与での、卒園児の誇らしげな表情。証書を頭の上に高く掲げて、園児の保護者の前をゆっくり歩く姿。保育士さんの一人ひとりの子どもに対するメッセージ。卒園児の親じゃなくても、心を揺さぶられます。
そして卒園式の次に、卒園児は保護者の前で、跳び箱を跳んだり、コマを回したりしてくれます。これが、全員跳び箱を跳べるまで、全員コマを回すまで、止めません。できるようになるまで、みんな待つ。みんな応援する。最後にコマが回ったときの、会場全体の一体感は最高潮です。
一連の卒園式関係の行事を終えたあとに、保育士さんたちへの謝恩会をしました。そこで卒園児の保護者が、保育士さんに感謝の言葉を伝えるのですが、これもまた涙をこらえきれない言葉がたくさんでした。
私は、のびるっこ保育園に息子が通っていて、本当に嬉しいです。なぜなら、のびるっこ保育園は、他所様の子どもを好きになってしまう場所だからです。ウチの息子もかわいいけど、他所様の子どもも、すごくかわいいし、愛おしい。それぞれの魅力があり、その子を尊敬したり、その子から学ぶところをいっぱい発見する。
たぶん私が他所様の子どもを好きになってしまうのは、保育士さん一人ひとりが、すべての子どもを愛してくれて、すべての子どもを尊敬し、すべての子から学んでくれているからだと思います。そういう保育士さんは、稀だと思います。すべての保育士さんがそういう資質を持っている保育園も、きっと稀だと思います。そういう保育園は、子どもにとって、保護者にとってかけがえのないものであると同時に、地域にとってかけがえのない財産だと思います。
来年の卒園式は、自分の息子が証書をもらうんだな。なんてこった。あと3年くらい保育園に行ってくれりゃいいのに。
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