ただ、斜め読みして、お?と思った項目は「文化芸術への支援と社会の活性化・経済振興との関係」という設問で、以下のような分析コメントがありました。
文化芸術への金銭的・人的その他の支援を行うことにより,人々が文化芸術により親しむことができるようになり,それにより培われた感性や創造性を発揮することで,社会の活性化や経済振興に貢献するとの考え方について,どのように思うか聞いたところ,「そう思う」とする者の割合が78.7%(「そう思う」33.9%+「どちらかといえばそう思う」44.8%),「そうは思わない」とする者の割合が13.1%(「どちらかといえばそうは思わない」9.2%+「そうは思わない」3.9%)となっている。これは、私にはちょっと意外なくらい、世の中の理解が進んでいるんだなぁと思いました。つまり、従来は「心の豊かさ」の希求という文脈での文化芸術支援が一般的だったわけですが、いまや8割の日本人には、文化芸術の支援によって「社会の活性化」や「経済振興への貢献」につながると考えている、ということですね。
う〜ん、意外ですね。何となくですが、文化芸術に関わっている人が、一般的な世論ほど「社会の活性化」や「経済振興への貢献」につながるとまで考えていない(そんな気がしていても、言語化はできない)という感じがしますね。
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