12.01.2009

問題行動調査とコミュニケーション教育拠点

12月1日付けの毎日.jp「問題行動調査:キレる子ら、戸惑う学校 暴力6万件、警察通報も積極的に」より、引用させていただきます。
ささいなことでキレて教師に手をあげる子供たち。学校現場が児童・生徒の暴力に頭を悩ませる。文部科学省が30日発表した08年度の小中高校での暴力行為は約6万件に上った。現場からはかつての「校内暴力」よりも「指導が困難」という声が漏れる。
ところで、行政刷新会議の事業仕分けの俎上にのった文部科学省の「コミュニケーション教育拠点形成」で、事業の説明にはこう書いてあります。
近年、子どもたちは、自分の感情や思いをうまく表現することができなかったり、他者の感情や思いを理解することができなかったりするなど、他者とのコミュニケーションがとれなかったり、容易にキレてしまったりするなどの課題が指摘されている。
民主党マニフェストでは、国際社会の中で、多様な価値観を持つ人々と協力、協働できる、創造性豊かな人材を輩出するためのコミュニケーション教育拠点の充実が求められている。
仕分けの結果は「国の事業として行わない」という評価結果になっていました。「特に予算をかける事業ではない」「自治体、各学校の取り組みに任せるべき」「この方法では、あまり必要性は考えられない」といった仕分け人の意見。
じゃあ仕分け人の方々に、学校現場に行ってもらってコミュニケーション教育をやってもらうか、あとは警察に任せるしかないのかなぁ。

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