8.31.2009

草津温泉で『所有』からアートの公共性を考えた

昨日まで2泊3日で、草津温泉に行ってきました。東大の公開講座「市民社会再生」の合宿。今年は、受講生が3つのテーマ別にグループに分かれて主体的に研究をしているのですが、この合宿では集中的に討論をして、それぞれのテーマについて途中経過をお互いに発表しあいました。
私が参加しているグループは、「『所有』からアートの公共性を考える」というテーマだったんですが、金曜の午後に到着してから日曜の午後にホテルを出るまで、みんなでひたすら考えました。所有ってなだろう、アートって何だろう、公共性って何だろう・・・ひたすら考えました。あんまり考えすぎて、脳味噌が筋肉痛です。
しかし改めて気がついたんですが、なぜアートが人間にとって、社会にとって必要なのかを言語化・理論化することは、本当に難しいと同時に、いま現在、切実に必要になっていると思います。その言語化や理論化を、自分自身の心や体から遊離せず、しかも、他人に伝わるようにするために、仲間と一緒に討論するということが、どれだけ有り難いことか。身に沁みて感じました。
しかし、疲れたなぁ。疲れたけど、楽しかったなぁ。

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