7.23.2009

「価値観や生活スタイルの総称」として「フジノ」

藤野町は、数年前の市町村合併で相模原市となり、来年4月に相模原市が政令指定都市に移行して「区制」が導入されると、「藤野町」という地名は、住所から消えることになるそうです。
「藤野」という町名にしても、その前にいくつかの村が合併されて導入された町名だったわけで、村の名前に思い入れのある人は、藤野町にはそれほど思い入れがないようなんですが、私としては、寂しい話です。ましてや、「藤野町」の変わりに、「緑区」という区名になるそうなんですが、「緑区」は横浜市、さいたま市、千葉市、名古屋市にもあるらしい。どこでも変わり映えしない地名の代表って感じ。私は、藤野町を誇りに思うのと同じように、緑区を誇りに思えるんだろうか?
私は、藤野町という住所が消えても、このエリアに暮らす人に往々にして見られる「価値観や生活スタイルの総称」として「フジノ」を定着させたいと目論んでいます。例えば、神田、田園調布、下北沢というのは単なる地名ではないし、ヴィトン、プラダ、ユニクロというのは、単なる企業名ではない。価値観や生活スタイルをイメージさせてくれます。そういう言葉の一つが「フジノ」になっていいんじゃないか、と思うのです。「あの人、フジノっぽいよね」と言われて、ああ、たしかにフジノっぽい人だなぁと思えるような。それは、かつて津久井郡藤野町という人口1万人くらいの小さな町の価値観や生活スタイルだった、と後世に伝えられるような。
ところで、藤野町のことが好きな人は私以外にもいて、「フジノぼん」というリトルプレス(昔はミニコミ誌と言ってましたが)を自主出版している平川さんという方がいます。平川さんのブログを読むと、よっぽど藤野町が好きななんだなぁということが分かってもらえると思いますし、「フジノぼん」は、このエリアに住む人の価値観や生活スタイルを、本当によく表してくれていると思います。
フジノぼんのサイトから、取り扱い書店のリストがあります。通信販売もやっています。定価は300円です。ぜひ、ご一読下さい。

2 件のコメント:

ドラマー さんのコメント...

突然ですがこんばんは。寅ちゃん!!
お久しぶりです。中学の時にバンドを教えてもらった、小森です。
覚えてますか?ってかあの寅ちゃんではなかったらごめんなさい。
もしあの寅ちゃんならメッセージ待ってます。
ちなみにけーさんから寅ちゃんのブログがあると聞き、コメントしました。
連絡待ってまーす。(笑)

大澤寅雄 Torao Ohsawa さんのコメント...

おおおおお小森やんけ!元気かよ?
そうです、中学の時のあの寅ちゃんです。
けーじろーとかよこえとか元気か?
っていうか、こんなブログ上で近況報告するのも
なんなので、torao2003[at]mac.comまで連絡おくれ。
[at]は@に変換してや。
うわー久しぶりやのお・・・

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