6.30.2009

電車ごっことホタル

先週、息子が水疱瘡にかかってしまいました。カミさんも、何かダンス活動が忙しくて、私が会社を2日ほど休んで息子の面倒を見ました。
水疱瘡といっても、息子はあまるほど元気があって、顔や体に発疹はあるけれども、熱が下がってしまえば遊びたくてしょうがない。でも、外出させるわけにもいかないから、狭いウチの中で、ずっと電車ごっこ。
息子の電車ごっこは、自分自身が電車になることなので、二つの六畳の和室を走り回り、行ったり来たり、行ったり来たり・・・「おとうちゃんは、ちゅうおうせん。ぼくは、しんかんせん。はっしゃしまーすごちゅういください。がたんごとん、がたんごとん」・・・私も一緒に、行ったり来たり、行ったり来たり。
そんな状態が朝から夕方まで続くと、さすがに私の方がおかしくなりそうになりました。で、カミさんが戻ってきて夕飯を食べてから、車で5分くらいのところにあるホタルが見られる場所に行きました。
行ってみたら、草木が生い茂った小さな川に、天然のホタルがたくさん。10匹以上はいたなぁ。いいねぇ、家から車で5分くらいのところに、こんなにホタルがたくさんいて、こりゃ贅沢だねぇ、とカミさんと話していると、おとなしくしていた息子は、「ぼく、みずぼうそうだから、そろそろかえってねなきゃいけないよね」と。
息子には、ホタルよりも電車の方が断然おもしろいらしい。何しろ彼は、大人になったら「でんしゃになりたい」、という。電車の運転手になりたいんでしょ?と聞くと、「ううん、ちがう。でんしゃになりたいの」。彼は、電車そのものになりたいらしい。たぶん、機関車トーマスみたいになりたいんだろうな。
おとうちゃんは、どっちかというとホタルになる方がいいけどなぁ。

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