6.08.2009

見えない波

5月30日、ゲストにジャワ舞踊家の佐久間新さんをお迎えしたカラダカフェは、これも楽しかったです。
手塚夏子と私が佐久間さんに興味を持ったのは、作曲家の野村誠さんの海外公演(たしかイギリスとオーストリア)の記録映像の中で踊っているものでした。その後すぐ、大阪で佐久間さんがトークとワークショップをやる企画を見つけて、家族で参加しに行ったんです。
その大阪でのワークショップで佐久間さんが、波を送るような動きをして、参加者がその波を受け止めるというのをやりました。そしたら、自然とみんなが大きく揺れ動いたんです。手塚は、その波を送る佐久間さんの「動きを目で見なくても、波を感じた」と言い、すごく不思議に思ったそうです。
今回のカラダカフェで、その「波を送る」ワークショップをやってもらったんですが、これまたみんな揺れました。中には、見えない波に抵抗し、揺れずに真っ直ぐ立とうとしたのに、どんどん波が強くぶつかって、立てなくなってしまった人もいました(他の場所でやったときの映像を見せてもらったら、後ろに転げては起き上がり、また後ろに転げては起きあがる人がいて、すごかった)。
その不思議な状態について、佐久間さんは、「まぁ、そんなこともあるんですね」と、あっさり言います。ある意味、オカルトっぽい現象に思う人もいるかもしれないけれども、別にオカルトっぽいことを見せたいわけじゃないし、波に反応したとかしなかったというのは、まぁ、どうでもいいことですよ、と。
しかし不思議だよなぁ。気功とか合気道と共通しているのかなぁ。それがジャワ舞踊とどんな接点があるんだろう。不思議だ。

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