5.28.2009

本当の芸術振興を考えるなら

5月22日付けのYOMIURI ONLINE「D・キーン賞にセゾン文化財団…海外に現代演劇紹介で」より引用させていただきます。
米・コロンビア大学ドナルド・キーン日本文化センターは、第3回ドナルド・キーン日本文化振興賞をセゾン文化財団(堤清二理事長)に授与すると発表した。
日本の現代演劇を広く海外に紹介した功績などによる。

セゾン文化財団は理事長・堤清二の私財によって設立された助成型財団で、現代演劇・現代舞踊を主な助成対象とする公益法人です。
メディア芸術を振興させたいのであれば、セゾン文化財団をモデルにして、117億円(別に国の税金じゃなくても、総理大臣の私財でいいと思うんですが)を、メディア芸術に携わる若手アーティストを助成するための公益法人の基金として出資するとか、どうでしょうね。
たぶん、国立メディア芸術総合センター(仮称)という建物を作ることで振興できるのは、土木建設業界とお台場の観光業界くらいじゃないですかね。

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