5.20.2009

地産地消のまち

今月2日に、藤野町の篠原の里で、フリーマーケット「里の市」を初めて開催しました。私も、息子と一緒に出店し、息子は窮屈になった服と使わなくなったオモチャを売り、私は、レンタルCDショップ「TORAYA」を開店。収入は微々たるものですが、いろんな人とおしゃべりできて楽しかったです。
この里の市を企画したのは、いつもおいしいパンを焼いてくれる市川真理さん。「自分が住む地域で、生活に必要なモノの半分くらいを調達できる環境があれば、いま世の中に起きているグローバル経済の歪みを修正できるんじゃないか」ということを話してくれたことがあって、たしかにそうかもなぁと共感しました。
私は、経済と同じくらい、情報のグローバル化も大きな問題に感じていて、世界中に溢れるほど情報は流通しているけれども、誰の視点で、どういう意図で発信されているのかを意識していないと、いつの間にか自分自身で考えなくなっていたり、メディアが伝えないことは世の中に存在していないことにしてしまうことがあります。
そういう問題意識を感じていたときに、地元の友人たちでミニコミ誌を作る活動が始まっていました。おもしろそうだなぁと思っていたら、編集に関わっている写真家の三宅岳ちゃんが、このブログを時々読んでくれていたらしく、「コラム書いてくんない?」と。はいはい、喜んで、ということで、その原稿を今朝書き上げました。
そんなこんなで、藤野は、モノも情報も文化も、地産地消が活発です。なにげに、すごい町です。

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