1.16.2009

「給付金」じゃなくて「還付金」でいいんじゃない?

いま話題の定額給付金制度なんですが。多くの人が考えるのと同じく、私も、あれが経済の活性化に繋がるとは思えないんですね。
ただ、給付金に反対かというと、私はそうでもないんです。でも「もらえないよりは、もらった方がマシ」という考え方ではありません。
あれは、名称が「給付金」となっているけれども、ホントは「還付金」だと思うんですよ。本来、私たちの税金は、払っているのではなく、預けているんだと思うんです。預けたお金を、政府が国民のために最良の使い方を決定するのが「政策」だと思うんです。
でも、現内閣の判断は、「最良の使い方が分かりませんから、皆さんにお金を返します」と。そうは言ってない?でも結果的には、そうじゃないかな。
それに、総理大臣が替わっても、内閣が替わっても、与野党が逆転しても、国が2兆円を使う効果は、それほど変わらないんじゃないか、とも思うんです。
だから、「給付金」と言いたい人は言わせておいて、返してもらう私たちは、「還付金」だと思って受け取ろうと思うんです。そう解釈すると、あながち、ヒドい政策でもないような気がしてきたんですよ、私には。
で、その使い道は個々人に任されるわけですが、私はたぶん、購買意欲を刺激されて景気浮揚に資するようなことはしません。かといって、貯金するのも何か違うような気がするんです。そのお金は、私のためのお金ではなく、公(おおやけ)のために預けたお金が還ってきたものなんだし。
なので、政策が思いつかない政府に替わって、私自身が、公(おおやけ)のために、将来を見据えて、共感できて、具体的な成果が把握できるような、非政府・非営利の組織や事業に投資しようと思うんです。その方が、国に2兆円を使わせるよりも納得がいくし。みなさんはどうですか?
現在、その投資先を検討中。投資先の提案があれば、ぜひ教えて下さい。

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