11.25.2008

「作品の政治性や宗教性に関するチェックを厳格化」?

11月22日付けの産経ニュース「映画製作助成を文化庁に一元化へ 「靖国」助成適否問題受けて」から。
独立行政法人「日本芸術文化振興会」による映画「靖国 YASUKUNI」への助成の適否が問われた問題で、文化庁が今年度いっぱいで同振興会芸術文化振興基金の映画製作活動向け助成制度を廃止し、平成21年度から事業を同庁に一元化することが21日分かった。「靖国」をめぐっては、作品内容の政治色が問題視されたため、文化庁としては作品の政治性や宗教性に関するチェックを厳格化する狙いがある。

芸術文化振興基金の助成と文化庁の助成は、助成を受ける側にとって、その区別が分かりにくいという議論は前からあるんですが、上記の記事によると、「作品の政治性や宗教性に関するチェックを厳格化する」ために、芸術への助成事業を独立行政法人から国に戻した、ということに読めます。
これは、私にとっては違和感のある施策なんですが、みなさんはどう思われますか?

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