11.10.2008

こういうやり方も、あるんですね

ちょっとタイミングが遅れましたが、例の小室哲哉容疑者の著作権の不正移転の事件を知って、ちょっと前にカナダ人のフィドラー奏者、アシュレイ・マックアイザックのニュースがあったなぁと、思い出しました。7月3日付けのロイター「バイオリン奏者のマックアイザック、「稼ぎの半分」を競売に」という記事。
2000年に自己破産を宣言したカナダ人フィドラー(バイオリン奏者)のアシュレイ・マックアイザックさんが、今後の音楽活動で得る全利益の半分を受け取る権利を、ネット競売の米イーベイに出品した。最低応札額は150万カナダドル(約1億5700万円)。イーベイが発表した。

転落したアーティストにも、いろんなやり方があるもんですなぁ。
しかし、何のために著作権ってあるんでしょうかね。著作権法の第一条(目的)には、
第一条 この法律は、著作物並びに実演、レコード、放送及び有線放送に関し著作者の権利及びこれに隣接する権利を定め、これらの文化的所産の公正な利用に留意しつつ、著作者等の権利の保護を図り、もつて文化の発展に寄与することを目的とする。

・・・うーん。「文化的所産の公正な利用に留意しつつ、著作者等の権利の保護を図り」というところまでは書かれていることは分かるけど、最後の「もって文化の発展に寄与する」というのが、誰の文化のことか、何をもって文化の発展として、どのように寄与するんだか、よく分からんですね。

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