11.11.2008

11月17日、芸能花伝舎でセミナーがあります

11月17日に、文化庁新進芸術家海外研修制度に関するセミナーがあります。以下、芸団協の米屋さんからいただいた案内を転載させていただきます。
18時から、文化庁の支援推進室長と育成係長から、同施策のガイダンスを30分程度してもらい、19時からは、新進芸術家海外研修制度を利用してフランスで研修してきた小野寺修二さん(元「水と油」のおのでらん)と、英国ウェールズで研修した高瀬磨理子さん(新国立劇場演劇制作)の報告を聞きます。
これから海外で研修したいという芸術家や、制作・事務局の方々を対象に、直接、文化庁担当者に質問でき、経験者からも事前の情報収集ができる機会として活用していただきたいという目的と、せっかく海外で見聞してきたことを、広く関係者で共有しようという目的で開催するセミナーです。
小野寺さん、高瀬さん、それぞれのスタンス、問題意識をもとにした 研修報告は、海外と日本の人材育成の違いを知るうえでも興味深いものになると期待されます。
このセミナーは、札幌、仙台、大阪、広島、福岡の5会場で、インターネットで生中継されます。東京会場の芸能花伝舎では、コーヒーやちょっとしたお菓子をつまみながら、直接交流もできます。
詳細は、「海外研修サポートセミナー2008」(芸団協・芸能花伝舎ホームページへ)
http://www.geidankyo.or.jp/12kaden/04pro/manage/kaigai08.html
(会場によって、参加費等が違いますので、それぞれにお問合せください)
芸術家や制作者にとって、海外で研修できるチャンスは滅多にあるものではないですが、あったとしても、そのチャンスを有効に生かすにはどうすればいいのか、研修後にどのような変化が訪れるのかは、経験した人から聞く以外にはないと思います。たぶん、海外研修を経験した多くの人は、それが人生の大きな転機になったはず。少なくとも私の人生は、激変しました。
小野寺さんとは、私がアメリカに研修に行ったときも、彼がフランスに研修に行くときも、世話になったり世話したりしました。いろんな意味で。帰国後の小野寺さんの活躍はめざましいようで、まだ残念ながら公演も見ていないし、しばらく会っていないので、17日に会えるのを楽しみにしています。
あと、今回のセミナーが全国5カ所同時ネット中継ということですが、この仕掛けを作ったのが、福岡のFPAPの高崎さん。彼の、文化環境の地域間格差に対する問題意識と、その課題解決に向けた具体的な実践には、本当に頭が下がります。この試みが成功し、普及化が可能になれば、文化環境の情報インフラは画期的に向上するんじゃないかと思います。
そんなわけで、11月17日は、とっても楽しみです。まずは、ぜひ情報にアクセスしてください。

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