10.15.2008

「ぐるっとお散歩篠原展」の話 (2)

まず私たち家族が日曜日の最初に訪れたのは、小川に沿って森林に入る細道の奥にある、ケージ先生のお宅。ケージ先生は、息子が通う「のびるっこ保育園」の若い保父さんでもあるんですが、休日になると、丸太の切り株をチェーンソーで削って彫刻作品?を作っているらしい。
お宅の前で、一人でボーッと座っていたケージ先生。私たち家族三人以外は誰もいません。そして彫刻作品というか、作品というほどの気負いが感じられない、ゆるーい感じの物体の数々。基本的には「椅子」なのですが、座り心地を追求するとか、デザインにこだわったとか、そういう気負いが感じられず、とにかく削ってみた結果、まぁ座れたりもできるし、便利といえば便利かな・・・みたいな感じ。そのゆるーい感じが、いい。ウチの息子が「オシッコしたい」というと、ケージ先生は「ウチの便所でもいいし、庭のその辺でしてもいいよ」とか言うし。とってもゆるーい。
で、椿の種を削って笛を作るという参加料100円のワークショップにカミさんがゆるーく取り組んでいたところで、やっと、私たち以外のお客さんが森の中の細道を歩いてやってきた。お母さんと娘さん2人で、やはりケージ先生の知り合いらしい。ケージ先生は大阪出身で、やってきたお母さんは京都出身。私が滋賀出身ということで、ちょっと関西弁トーク。カミさんは無事に椿の種を笛に加工することができ、ぼちぼちケージ先生のお宅を後にしました。
このとき出会ったお母さんと娘さんは、その後も、お散歩する中で何度も出会うことになり、徐々にお互いを知ることになります。

-----------------
sent from W-ZERO3

0 件のコメント:

archive