9.28.2008

ジェコとアジェンの藤野滞在記録 (1)

何から書けばいいのか分からないくらい、ジェコとアジェンと一緒にいると、面白いことがおきます。まず、昨日(土曜日)の朝の話から。
私はいつものとおり6時頃には起きて仕事を少し片付け、9時くらい朝ご飯の支度をして、ジェコが目を覚まして起きてきました。おはよう、と声をかけたら、
「トラオ、朝早くに俺の寝言が聞こえたか?」とジェコ。
え?ああ、何か聞こえた気がするよ。
「とても大きい声で寝言を言ったみたいだったから、トラオを起こしちゃったかな?」
いや、ジェコの寝言で起きたワケじゃないから大丈夫。いい夢?それとも悪い夢?
「うん、まぁいい夢だった」。
しばらくしてアジェンが降りてきて、朝ご飯を一緒に食べ始めました。アジェンが
「トラオ、朝早くのジェコの寝言、聞いた?」と。
うん、聞こえたけど、何て言ってたの?と聞くと、
「『アリガトウゴザイマス!アリガトウゴザイマス!アリガトウゴザイマス!』」
とアジェン。ジェコも頷く。え?寝言でアリガトウゴザイマス?日本語で言ったの?
「そう。しかも近所中に聞こえるような大声。3回も」。
ジェコはアジェンの隣で笑っている。アジェンと私も大笑い。
ジェコ、いったいどんな夢だったの?と聞くと
「何か、伝統的な日本の大きな建物の中に入って行ったんだよ。そしたら、前から大きな男の人が歩いてきた。それで『アリガトウゴザイマス』って言ったんだ」。
・・・ワケが分からないけど、たぶん、夢の中で、神聖な場所で神聖な人に巡り会えて感激した、ということなんだろうな。
聞くと、ジェコは、公演で海外に行ったりすると、現地の言葉で寝言を言うらしいです。アメリカに滞在しているときは英語で寝言を言い、ドイツに滞在しているときはドイツ語で寝言を言っているらしい。それはそれで、なんか才能なんじゃないだろうか。ジェコは天才なんじゃないの?と言うと、ジェコは「アリガトウゴザイマス、アリガトウゴザイマス、アリガトウゴザイマス」と3回言って、笑っていました。

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