保岡興治法相は2日の初閣議後の記者会見で終身刑の創設について、「希望のない残酷な刑は日本の文化になじまない」と否定的な考えを示した。
法相は「真っ暗なトンネルをただ歩いていけというような刑はあり得ない。世界的に一般的でない」と述べた上で、「日本は恥の文化を基礎として、潔く死をもって償うことを多くの国民が支持している」と死刑制度維持の理由を述べた。
私は、多くの国民が支持するという考えにはまったく反対(少数派と言われれば少数派かもしれませんが)ですし、「日本は恥の文化を基礎とする」ということと、死刑制度維持をつなげて論じるというのは、「日本の文化」に対する誤解を生むと思います。もし、これが本当に多くの国民が支持する考え方、文化のあり方だとしたら、私は日本人をやめたくなっちゃうなぁ。
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