7.09.2008

「transition」

日曜日に、藤野のカフェで出会った人から聞いた話です。
二酸化炭素の排出量の規制や原油価格の高騰によって、化石燃料に依存しない社会の構築が急がれていますが、それは、単にエコロジカルな意識を持つだけではなく、私たちのライフスタイルや価値観そのものを変移させる必要に迫られています。このライフスタイルや価値観の変移を、まち全体で行動を起こす取り組みが、英国を中心に世界各国に広がっている、という話です。
そのまちを「transition town」あるいは「transitional town」と呼ぶそうです。
その話を聞いてから、ずっと考えています。こうした社会全体のtransitionにおいて、芸術はどのような役割を果たすのか。あるいは、どのような芸術が役割を果たせるのか。
すでに、芸術を取り巻く環境や芸術家に、芸術作品にも、transitionが現れているような気もします。

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