怒りを煽るメディア、煽られて怒る人

最近のメディアの報道と、その人々の受け止め方が、気になります。どうしてそんなに怒りを煽るんだろう、とか、どうしてそんなに煽られて怒るんだろう、とか。
私もニュースを見て、腹が立つこともあるし、腹立たしいことをブログに書くこともあります。後から読むと、まぁそんなに怒らなくてもよかったかもなぁと思うこともありますし、やっぱりいまでも腹が立つなぁと思います。
ただ、メディアに煽られて怒りたくないのです。怒りを煽っているメディアは、煽ることに目的がありそうなので、それには乗らないでおこうという自制心が働くからかもしれません。
メディアが怒りを煽って、人が怒って、その怒りをさらに煽って、ますます人は怒って・・・その循環が続くあいだは、世の中の関心も高くなるし、テレビの視聴率も雑誌の販売部数も稼げる。メディアは次の怒りの矛先を探し、見つけたら即、矛先を変更して集中砲火。火の手が盛大であればあるほど、人々は怒りの裏で、満足しているような気がします。
「どうでもいいんじゃないの、ラブホに入ろうが何しようが」と言う人が、もう少しいたっていいような気がするけどねぇ。

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