6.11.2008

電車の中のストレスの連鎖

私は、電車で座れると、よくウトウト寝てしまいます。
いつも気をつけているつもりですが、つい、頭が隣の人の肩にもたれかかってしまうことがあります。どういうわけか、その隣の人が若い女性であることが多かったりします。まったく意識していないのに。
私の頭が隣の女性の肩に触れたとき、その女性が「クイっ」と肩を上げて、気づかせてくれることがあります。この直後、私は軽く会釈して姿勢を正すことになりますが、心の中では「あぁ叱られちゃったなぁたぶんすんごく怒ってるんだろうなぁでも頭が肩に触れたぐらいでそんなに怒んなくたっていいじゃないかよなんか嫌なことでもあったんじゃないのしかしそれを私に八つ当たりしなくたっていいじゃないかでも謝った方がいいかなぁ…」なんて、クヨクヨ考えていたりします。
電車の中は、閉ざされた狭い空間で、大勢の人が個人の空間を作っています。ケータイさわったり、新聞読んだり、ゲームしたり、ぼーっとしたり、寝たりして、座っていても立っていても、暗黙のうちに自分の領域を主張していますよね。他者が領域を侵すと、広い意味で迷惑行為と受け止められかねません。ですから満員電車のような過密な空間では、無言の身体的な攻防が繰り広げられます。その身体的な攻防によって、小さなエリアにストレスが発生し、目には見えないけれども、車内に広がっていく気配を感じることがあります。
こういうストレスの連鎖が、ある瞬間に、衝動となって暴力に発展してしまうことは、容易に想像できます。
私は、そういう暴力と、秋葉原の事件は繋がっているように思うんです。格差社会とか、若者が希望を持てる社会といった言葉は、間違っていないのかもしれないけれども、事件の被害者や加害者からはすごく遠いところから聞こえてくるような気がする。
ストレスを発生させない、発生しても連鎖させない方法を考えたいです。自分が、その連鎖の一部であることを自覚して。

1 件のコメント:

トモカ さんのコメント...

うん、ただ、男の人にもたれかかられるとさすがに重いんですよ。笑

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