6.02.2008

カラダカフェで、鍼灸のはなし

日曜日は、パートナーの手塚夏子が東京・門前仲町の門仲天井ホールで継続的にやっている「カラダカフェ」のお手伝い。
今回のカラダカフェは、鍼灸師の進藤仁士先生をお迎えして、鍼灸のことから、東洋的な心身、哲学、芸術、「気」にまつわるお話など、幅広く奥深い話を聞かせてもらいました。いつもカラダカフェは、どちらかというとダンスとかアートに興味のある人が参加してくれるんですが、今回は、ホントに一般の人というか、健康に関心があって鍼灸の話を聞いてみたいという人が比較的多くて、嬉しかったですね。
進藤先生の話は、分かりやすく、説得力があって、押しつけがましいところが一切ないのが魅力的でした。私が面白かった話の一つは、「景気」という言葉の由来の話です。中国古来の水墨画は、自然の「気」を写し取ることが目的で、風景の「気」を上手く画にできることを「景気がいい」といい、それが経済用語の「景気」の語源でもある、とのことです。
たぶん景気の動向というのは、世の中の「金」の流れだけじゃなくて、「気」の流れのことなんだろうなぁ。

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