土曜日、横浜の黄金町というまちにあるシネマ「ジャック&ベティ」という映画館で、「まちのたまご劇場」という企画がありました。しょうがいをもつ子どもや外国つながりの子どもたちを対象にした企画で、午前中はアニメ映画の上映会、午後は音、アニメ、まちあるきのワークショップという内容。私はまちあるきのワークショップのお手伝いをしました。
午前中の上映作品は、すべてユニークな短編作品でした。中にはアーティスティックで実験的な作品もあり、とても見応えがありました。午後のワークショップで私が担当したまちあるきワークショップでは、雨の中、子どもたちは気に入った場所で気に入った被写体を見事にカメラに収めてくれました。驚くほど「芸術的な」作品もありました。作為的にカメラのシャッターを切るのではなく、無作為に(近い状態で)切り取られた風景は、まったく別の風景に見えました。
この企画には、UBS証券さんが助成してくれていたんですが、UBS証券の社員の方も、助成のプログラムコーディネートを行っていたソーシャル・イノベーション・ジャパンの方も、現場を自ら手伝ってくれていました。これは本当に嬉しいことで、メセナ活動として素晴らしいことだと思いました。
自分は子どもたちに楽しんでもらうために参加したのに、終わってみたら、もっとも自分が楽んでいたかもしれません。参加してくれた子どもたち、ボランティアのみなさん、ジャック&ベティ、主催・企画のアートラボ・オーバさんに感謝です。
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