4.18.2008

大阪センチュリー響の署名の集計途中経過

4月18日に更新された大阪センチュリー交響楽団を応援する会のウェブサイトによると、4月17日午後11時の集計途中経過で68,000筆を越えたそうです。一言で68,000と言っても、文化や芸術をテーマにして、これだけの署名を集めるのは至難の業だと思います。大阪センチュリー交響楽団を応援する会のみなさまの努力に、本当に頭が下がります。
そして、「署名活動は第二次として4月中は継続致しますので引き続いて皆様のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます」ということなので、激励の思いを込めて書かせていただきます。
びわ湖ホールを応援する会によると、署名は最終的に29,039筆だったそうです。これを単純に滋賀県の人口(1,396,478人、平成20年3月1日現在)で割ると、2.08%となります。署名のうち、滋賀県民の数は9,596筆だったそうで、それを滋賀県の人口で割ると、0.69%になります。
現在の大阪センチュリー響での署名数が68,000で、大阪府の人口(8,827,485人、平成20年3月1日現在)で割ると、0.77%。その府内と府外の署名数の内訳は不明ですが、人口との比率として見た場合、びわ湖ホールの署名結果と比較して、必ずしも多いとは言えないわけです。署名のほとんどが府民の可能性もあるので、決して少なすぎるとも言えませんが。
私としては、4月中の第二次の署名活動では、大阪府以外の地域で地域に密着した活動をしているオーケストラも、ぜひこの署名活動に協力してほしいと思っています。もし、他の地方都市で同じような問題が起きたとき、人口の2%を越える署名を集めることができるかどうか、考えてみてほしいのです。あるいは、他の地方都市で同じような問題が起きたとき、大阪でオーケストラを愛している人が署名に協力しようとしてくれるかどうか、考えてみてほしいのです。
私は、大阪の文化の危機というよりも、日本の文化の危機だと思っています。

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