2.21.2008

Arts Managers' Netの紹介

私は2003-04年にかけて、文化庁の新進芸術家等海外研修制度、いわゆる在外研修(在研)で、アメリカのシアトル近郊の劇場で研修を受けました。研修で渡米する半年前くらいから、アートマネジメントでアメリカに研修を受ける仲間の数人が出会い、在外研修の経験者を含めて、メールでビザの取得に関する情報交換をしはじめました。その過程で、こうしたネットワークがあることで救われたり勇気づけられたりすることを痛感しました。
そうした経緯もあって、私たち以前に海外研修の経験のあるアートマネジメントの先輩が、2004年度から2006年度まで、財団法人セゾン文化財団の助成を受けて「芸術分野海外研修サポートプロジェクト」を立ち上げてくれました。それが発展的に解散してできたのが、Arts Managers' Netです。
Arts Managers' Netは、首都圏で活動しているジャンルを越えた若いアーツマネージャーのゆるやかなネットワークです。アーツマネージャーといっても、メンバーの活動ジャンルは音楽、演劇、ダンスなど様々ですし、団体に所属する人もいれば所属しない人もいます。アートの実演現場の制作だけでなく、中間支援的な活動をしている人もいます。組織的な立場にしばられずに、幅広い視野でアートと社会のあり方に関心を持ち、自分が知り得た情報や経験をシェアすることを、喜びに感じています。
私は、ホントにこのメンバーの一員であることが幸せですし、ほかのメンバーを尊敬しております。

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