10.18.2010

「政策コンテスト」だって・・・

10月14日付け毎日jp「政策コンテスト:評価会議初会合 予算で政治主導演出 各省調整、難航必至」より。
政府は13日、11年度予算の配分で各省が政策を競い合う「政策コンテスト」の実施に向け、関係閣僚らによる「評価会議」の初会合を開いた。対象は新成長戦略などに重点化する「元気な日本復活特別枠」向けの事業で、評価会議が12月上旬に事業の優先順位を判定する。菅直人政権は「国民参加型の開かれた政策決定」をアピールするが、与党内では「政治の責任を回避するようなコンテスト形式で政治主導の予算ができるのか」などと疑問視する声も出ている。
(中略)
すでに9月28日から対象事業について国民の意見を募集する「パブリックコメント」を実施。今後は副大臣らでつくる作業チームで準備を進め、11月に公開の場で各省から要望事業の効果や意義についてヒアリングする。評価会議が12月上旬に優先順位を判定し、最終的には首相が配分額を決定する段取りだ。
文部科学省が158億円を要求している「文化芸術による元気な日本復活プラン」も、この政策コンテストの俎上にのっています。
パブコメは、明日までです。
私は、この「政策コンテスト」という方法にも、「文化芸術による元気な日本復活プラン」の内容にも、いろいろ言いたくなることはあります。「政策コンテスト」っていうかこれで政治主導って言われても困るわなぁ、とか、「文化芸術による元気な日本復活プラン」って内容は従来の文化庁の事業とそんなに変わらん気がするなぁ、とか、結局パブコメの数が少ない事業をバッサリ斬る理由にするのが目的にしか思えへんわなぁ、とか。
しかし、いろいろ言う前に、明日までにこのパブコメで1件でも多く、前向きな要求を出さないと、ホントにバッサリ予算が斬られるんじゃないかという気がしてきました。
バッサリ斬られてからブツブツ言ってもしょうがないしね。パブコメしときます。

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