9.09.2010

これまでの「日本版アーツカウンシル(仮称)」についての主だった意見

来年度の文化庁の概算要求に「日本版アーツカウンシル(仮称)」が挙がっていることで、にわかに議論が増えてきているように思います。「日本版アーツカウンシル」で検索して主だった情報を日付順に並べてみました。
※なお、アーツカウンシルに関する議論は2010年以前から数多くありますが、ここでは第8期の文化政策部会(政権交代後の最初の文化政策部会)から取り上げることにします。(9/11追記)
※(5)、(6)を追加しました。(9/11追記)

(1) 文化庁文化審議会第3回文化政策部会(3月11日開催)に配布された「吉本光宏委員意見発表資料」の「第2次基本方針の実施状況の検証・評価」での意見趣旨と「参考資料:英国の文化政策の流れ」の中でのアーツカウンシルの解説。
(2) 文化庁文化審議会第4回文化政策部会(3月23日開催)に配布された「加藤種男委員意見発表資料」「高萩宏委員意見発表資料」でのアーツカウンシルに関するコメント。
(3) 文化庁文化審議会第4回文化政策部会(3月23日に開催、後日配布)の「第4回文化政策部会における主な御意見」での日本版アーツカウンシルに関するコメント。
(4) 平田オリザさんが4月1日付で、青年団のサイトで発表した「新年度にあたって 文化政策をめぐる私の見解」に「助成金の選定、評価について」。
(5) 公明党が4月29日付の公明新聞で発表した「新たな文化芸術振興ビジョンへの提言」で「(独)日本芸術文化振興会基金部を改組し、日本版アーツカウンシルを設立すべき」と言及。
(6) 日本共産党が6月22日付の2010年参議院選挙における各政策分野について発表した「芸術・文化活動を支え、文化が豊かに発展する社会をめざします」で「日本での『アーツカウンシル』(専門助成機関)創設をめざします」と言及。
(7) 文化庁文化審議会第9回文化政策部会(9月8日)で配布された「文化政策部会『審議経過報告』に対する意見募集の結果(概要)」。意見総数735件のうち、「アーツカウンシル」に言及したものは49件。
(8) アートNPOリンクが8月31日付で文化庁文化審議会の「文化政策部会への意見提案」の中での「『日本版アーツカウンシル(仮称)』について」。
(9) 可児市文化創造センターの館長、衛紀生さんが9月1日付で同館のサイトで発表した「日本版アーツカウンシルをデザインする」。
(9) 京都橘大学の小暮先生がご自身のブログで9月2日の日記の一部に書かれた「財団法人地域創造は、日本版アーツカウンシルの失敗作」。

ほかに何か重要な情報が漏れていたら、ぜひご教示ください。

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