4.17.2010

「鳩山由紀夫首相が芸能花伝舎を視察」

芸団協のウェブサイトより、「鳩山由紀夫首相が芸能花伝舎を視察」。ちょっと引用させていただきます。
視察最後の会見では、鳩山首相は「日本はある意味での国力は文化の力だと思っています。日本はいわゆる軍事力とか、そういうもので生きていく国ではありません」「文化をはぐくむために日本として政治の果たすべき役割はまだあるなと感じたところです」と語らました。
あと、首相官邸のウェブサイト。そこからも、少し引用します。
鳩山総理は旧体育館を利用した稽古場等を視察し、視察後「今日はここで廃校を利用した、いわゆる芸術活動というものを拝見させていただいて、私は素晴らしいなと思いました。廃校をこういった形で、日本の文化力を上げるために使っていただくということは非常に素晴らしい、両者の思いが重なった中で出来た発想だと思って評価をしています。」と述べました。
ちょっと表現は違うけれども、おおむね、そういうことを言われたんでしょうね。
マスメディアでは、どのくらいこの言葉が伝えられたのかな?「鳩山」「花伝舎」で検索してみると…おや、ヒットした!4月16日付のnikkansports.com「松たか子『エッチなお芝居を見に来て』」。…ふーん…次。4月11日付の毎日.jp「鳩山首相『毎日、切られている』」。…これはこれで、微笑ましい。次。お、4月10日付のasahi.comは、結構書いてくれているでんすが、見出しは「新党とは『お互い切磋琢磨して』10日の鳩山首相」ということになってます。以下、引用。
この、廃校をこういった形で日本の文化力を上げるために、使って頂くということは、これは、ある意味で非常にすばらしい、両者の思いが重なった中でできた発想だと思って、評価をしています。従ってこういったことが、すなわち空き店舗とか、そういうものを使って、演劇、芸術活動、けいこなどをしておられるようですけれども、今日も体育館で拝見を致しましたけれども、こういった廃校を利用した、日本の芸術の力を育むということは、私は、大変大事なことだと思っております。従って、NPOの活動を支援するような話も決めたわけでありますが、文化を育むために、日本としての政治が果たすべき役割は、まだまだあるんだと、そのように感じたところです。また今日は、ここで耐震化も一つの話題になりました。この廃校になった後、耐震化というものも進められておると、これから学校の、小学校、中学校の耐震化ということは、ある意味で超党派で、がんばらにゃいかん話だとも思っておりますが、そういう意味でもですね、万一、学校が閉ざされた後でも、大いに利用できるような設備にしていくということも、重要だな、という認識を新たにしました
なるほど、おそらくこういう語り口調だったんでしょうね。「空き店舗」とか「NPO」とか「耐震化」とか、そういう言葉も含まれてたんですね。
いやいや、芸団協さん、お疲れさまでした。

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