さきらジュニアオーケストラの子どもたちと保護者とのワークショップをやった、お昼の休憩時間に、ジュニアオーケストラの過去の発表会のビデオを見せてもらいました。それが、ちょっと私は驚くほど素晴らしかったので、そのことを書いておこうと思います。
ジュニアオーケストラが始まって5年だそうで、ほとんどの子どもは習い始めて5年以内だと思うんですが、まず、技術的に上手であることに驚きました。これは、指導されているの、大阪フィルハーモニー交響楽団でコンサートマスターをされていた藤井允人先生や、大フィルのメンバーたちの丁寧な指導もあることだと思います。
が、むしろ私が驚いたのは、自発的に「音楽」をやっている(やらされていない)ことでした。どんなに上手な演奏でも「やらされている」音楽というのは聴いていても辛いものですが、さきらのジュニアオケは、みんな自発的に音楽をやっている。それも藤井先生の基本方針なんだと思いました。それと、本番の指揮を務めていただいている秋山和慶先生の真摯なタクト。秋山先生が「ドレミのうた」を、子どもたちを前にして丁寧に指揮されている。この価値を、子どもたちは、まだ分からないだろうなぁ。別に分からなくてもいいけど。
きっと、すごくいいオーケストラになりますよ。地域にとって非常に魅力的な文化資源になると思います。ここから将来の音楽界をリードする人材が生まれることを期待しています。
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