10.01.2009

生活を楽しむ男性は、死亡リスクが低い

9月29日付けの47NEWS「『楽しい』は健康のもと 脳卒中リスク低、男性だけ」から引用させていただきます。
生活を楽しんでいる意識が高い男性は、脳卒中や心筋梗塞などの循環器疾患の発症、死亡リスクが低いとの調査結果を、厚生労働省研究班(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長)が30日、発表した。
40〜69歳の男女約8万8千人を約12年間追跡調査。開始時点のアンケートへの回答から、生活を楽しんでいる意識が「高い」「中程度」「低い」の3グループに分け、循環器疾患の発病や死亡との関係を分析した。
意識の高いグループを基準にすると、中程度グループの発症リスクは1.20倍、低いグループは1.23倍、死亡リスクはそれぞれ1.15倍と1.61倍。女性では関連はなく、男性の方がストレスの影響を受けやすいためではないかという。
(中略)
担当した琉球大法文学部の白井こころ准教授(社会福祉学)は「ストレスの多い社会だが、生活を楽しもうと意識し、楽しむ方法を自分なりに見つけることが大切だ」と話している。

生活を楽しもうという意識が高い男性は、疾患や死亡の率が低くなるそうです。最近、国や自治体の文化予算は、福祉予算との秤にかけられて削られる目にあっていますが、福祉のためにも文化は大事だと。とくに、男性が長生きするためにも、文化は必要だということですね。

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2 件のコメント:

yuka さんのコメント...

こんにちは。お久しぶりです。
時々こちらにぶらりと立ち寄っては、
変わらぬ寅雄さん節に聞き入っております。

ところでコレ、どうして男性だけなんでしょう?
女性もそうなんじゃないかと思うんですけどね。

大澤寅雄 Torao Ohsawa さんのコメント...

おお、ゆかさん、久しぶり。どうですかドバイは。
どうして男性だけなんでしょうねえ。
それだけ男性はストレスに晒されて生きている生き物だということじゃないかなぁ。いや、ストレスに晒されているのは女性も同じだとしたら、ストレスに弱い生き物だということかもね。
しかしゆかさん、相変わらず男女の社会的な性差に関して反応が強いねぇ。

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