11.18.2008

海外研修サポートセミナーに行きました

昨日、新宿の芸能花伝舎で「海外研修サポートセミナー」のお手伝いに行きました。主催された芸団協のみなさま、それに国内5カ所同時ネット中継という新しい試みに果敢に挑戦されたFPAPさん、お疲れさまでした。
5カ所の中継の状況は分からないのですが、東京の本会場は、和やかに、そして熱心にお話を聞かれている様子で、いい感じだったんじゃないでしょうか。
フランスに研修に行かれていたパフォーマーでディレクターの小野寺修二さんとは、4年ぶりの再会。セミナー終了後に藤田桃子さんとも久しぶりにお会いできて、いろんなことを思い出しました。ずいぶん変わった気もするし、あまり変わらない気もする。不思議なもんですね。フランスでの研修や生活の様子も、面白かったです。限られた時間で、まだまだいっぱいネタはあったでしょうけど、敢えて大事なネタは隠しているんじゃないかな。小野寺さんのことだし。
英国のウェールズで研修された新国立劇場の高瀬磨理子さんのお話も興味深かったです。演劇のアウトリーチプログラムで、学校でシェイクスピアの「真夏の夜の夢」の1シーンを使ったワークショップとデモンストレーションの演出手法は、さすがだなぁと思いました。ああいう話を聞くと、日本の学校でのアウトリーチにも、創造的で、芸術的なインスピレーションが必要だなぁと。それは、アウトリーチのノウハウとかスキルというよりも、授業自体を一つの作品と捉えて創作する姿勢が、いままで以上に大事なんだろうなぁと思いました。
やっぱり、海外での研修成果をシェアできる機会は、貴重だなぁと思いました。そういう機会でもないと、自分の仕事や日本という文化環境を、相対化して見ることって難しいですからね。

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