藤野村歌舞伎は、今年で17年目を迎える毎年恒例の公演で、藤野歌舞伎保存会が企画されています。今年の演目は「傾城阿波の鳴門」と「白浪五人男」の二題。特に「白浪五人男」は、藤野南小学校の子どもたちが大勢出演し、見事な演技で拍手喝采を受けていました。
藤野町在住の市民が出演し、小学校の体育館で開催されるということで、親近感のある舞台ではありましたが、義太夫や下座の三味線や太鼓、それに舞台美術や照明、音響、衣裳、床山もしっかり整っていて、なかなか見応えがありました。
この藤野村歌舞伎は「復活!!」と銘打っているように、長らく地域の人々が楽しんできた地芝居が、ある時期から消滅したものを復活、再生させたそうです。
藤野町教育委員会が昭和62年に編纂した「ふじ乃町の芸能」という冊子を図書館で借りたのですが、この土地の地芝居の歴史が面白いので、次に話題を続けます。
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