アラーキーこと写真家の荒木経惟氏が佐賀県とともに進めているプロジェクトに対し、同県議会で議員が 「ヌード写真家に税金を投入するのはいかがか」 と批判した。
この『荒木経惟「日本人ノ顔」佐賀ノ顔プロジェクト』は、結果的には予定どおりプロジェクトは遂行されたようです。
「ヌード写真家に税金を投入するのはいかがか」 と批判した議員さんの道徳観、倫理観、美意識から、税金の投入に異議があったとしたら、それはそれで議論すべき場があってもいいような気はします。それが議会の予算を決める場所が適切だとは思わないんですが。
ただ、おそらくは、まだ記憶に新しい滋賀県議会でのびわ湖ホール問題と同じように、政治力学の中で芸術を利用しているに過ぎないと推察できます。
こうした政治の力学とアートは切り離すことができないとは思いますが、なんというか・・・もう少しマシな議論にならないものか、という気持ちになりました。
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