2.05.2008

貧困と創造性

2010年に冬季オリンピックが開催されるバンクーバーで、第1回「貧困オリンピック」が開催されたというニュースを読みました。「2010年大会に多額の資金が投じられることに抗議するため行われたイベント」ということなんですが、その趣旨の善し悪しはともかく、私は愉快な気持ちになりました。「貧困トーチ」「シラミ走り幅跳び」「貧困ライン高跳び」といった競技も見てみたいし、きっと「牛乳を入れる箱で作られた表彰台」は感動的だろうなぁ。
昨年ロンドンでも、世界中のホームレスアーティストや元ホームレスアーティストによる国際フェスティバル「Ten Feet Away International」というイベントがありました。ロンドンも2012年にオリンピックがありますね。聞いた話ですが、「Ten Feet Away」というタイトルの由来は、10フィート(約3メートル)は「届きそうで届かない距離」で、一般の人が路上でホームレスを無視できる距離のことを暗示させるということだったと思います。
オリンピックの開催都市での貧困問題。バンクーバーやロンドンでは、貧困に目を向けるための活動があって、それを創造的な活動に転化させています。こういう活動こそ真に創造的だと思うし、それが生まれる都市こそが創造都市だと思います。

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