12.18.2011

震災によって浮かび上がった文化環境の「強さ」と「弱さ」

12月16日(金)、早稲田大学で日本文化政策学会第5回研究大会のプレイベントとして「文化の復興/文化による復興 ~震災後の文化政策を考える~」と題したラウンドテーブルがあって、お招きいただいてプレゼンテーションさせていただきました。
私からは、震災後の文化政策を示唆する 私が選んだ3つの事例として、アートNPOリンク「アートNPOエイド」、企業メセナ協議会「GBFund」、いわき芸術文化交流館 「おでかけアリオス」 「Alios plants!」について話をさせていただきました。で、最後の方に、3つの事例から浮かび上がる 文化環境の「強さ」と「弱さ」を整理しました。私としては、自分で言うのもアレですが、うまく整理したんじゃないかと思っているんですが。
【強さ】
  • 迅速で柔軟な民間の動き
  • 個別の活動現場への共感
  • 地域を越えた同一分野の連携
  • 文化機関(=institution)が地域に果たす役割

【弱さ】
  • 政府の対応や動きの鈍さ
  • 継続が困難な中間支援活動
  • 芸術分野を越えた地域の連携
  • 文化施設(=facility)の修復にかかる金と時間
もし、何かご意見とかあれば、お聞かせ下さい。

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