10.28.2011

output、outcome、impact。

自分なりにbreakthroughなメモ。
事業評価の位相は、結果(output)、成果(outcome)、波及効果(impact)に整理することができる。アーツにおける事業評価の場合、往々にして生産者側(アーティストやプロデューサー等)と出資者側(公・民間の助成機関等)で評価の位相が食い違う場合がある。
生産者側と出資者側が「成功」を共有すべき評価の位相はoutcomeであり、outcomeこそが両者にとって成功の「十分条件」と言えるのではないか。また、outcomeやimpactは成功の「必要条件」だが、生産者側にとってはoutcome>impact、出資者側にとってはimpact>outcomeというプライオリティとなる。
生産者と出資者がoutcomeを共有し、outputとimpactのプライオリティの違いを互いに尊重し合うことが、アーツが社会に根付くための環境整備に必要なことではないか。ということが、最近の私のbreakthrough。

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