1.28.2009

ソーシャルビジネスと生態系

先の週末は沖縄に行ってきました。沖縄に、今津新之助くんという、ソーシャルビジネスの人材を育成する若者がいて、「今津くんに会ってこい」という、またしてもアートNPOリンクの樋口閣下の指令。
今津くんも、彼が経営している会社も、アートには直接関わりはありません。ですが、「ソーシャルビジネス」あるいは「ソーシャルアントレプレナー」という視点からアートNPOの経営を捉え直す、という趣旨で、今津くんの活動や、彼と関わっている様々な人々の話を聞きました。聞いた話は「アートNPOデータバンク2008」に書きますが、ここでは今津くんと意気投合した話を。
私が今津くんに、「最近、アートと社会のことを考えるときに、アート自体から学ぶことよりも、ほかの領域から学ぶことの方が多いねえ」という話をしたら、今津くんが「例えば、どんな領域ですか?」と聞いてくれたんです。私は、「そうねえ、例えば、生態系とか・・・」というと、今津くんは、「それ、僕も同じことを考えてたんですよ」と、目を丸くして言いました。
今津くんは仕事をするときに、常に考えていることは、人と人、人と組織、人と地域との関わりなんだそうです。関係を、より良い状態にすることが、自分の役割だと。その関係性をイメージさせるのが、生態系だということです。
そうそう、そうなのよ。すごく共感。

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